この研究は、炎症反応の急性期における薬物療法の補助としての磁界治療器の効果を調べた。マクロファージ様細胞株RAW 264.7において、グラム陰性菌リポ多糖(LPS)により急性炎症反応を誘発し、インターロイキンIL-1、IL-6、IL-10、および腫瘍壊死因子α(TNF-α)を影響評価項目として、30Hz磁界(MF: 0.04T、1時間ばく露)の影響を調べた。LPS単独群(ポジティブコントロール)、MF単独群、LPS+MF群、対照群(無処置)を比較した結果、LPS+MF群の方がLPS単独群よりIL-6、IL-10レベルが有意に低下した;TNF-α産生への影響は、MF単独群で見られたが、LPS+MF群では見られなかった、などを報告している。
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