この研究は、18匹のウサギを無作為に2つのばく露群と1つの対照群に分け、2つのばく露群にはそれぞれ出力3、6W のマイクロ波（950 MHz）を1日2時間、2週間与えた。ばく露終了後1週間の休息期間を経て摘出した精巣上体4箇所の組織標本の検査ならびに精巣上体の大きさなどを評価した。その結果、精巣上体の大きさおよび上皮厚は、対照群に比べ、2つのばく露群で有意に減少した；テストステロンレベルは、6Wばく露群においてのみ有意に低下した；精巣上体上皮細胞のアポトーシス率は、6Wばく露群においてのみ有意に増加した､と報告している。
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