[公共の場での無線LAN機器による公衆のばく露] tech./dosim.

Exposure of the general public due to wireless LAN applications in public places.

掲載誌: Radiat Prot Dosimetry 2007; 124 (1): 48-52

公共の場にある無線LAN機器による典型的なばく露は、さまざまなシナリオにおいて研究されてきた。小規模(インターネット・カフェ)や大規模(空港)での屋内シナリオの他、住宅地や公共空間に供給を行うアクセスポイント(AP)環境での屋外シナリオが検討された。ばく露評価は、光波伝播に基づいたGTD/UTD数値計算によって行った他、実生活の状況で考えられるシナリオにおいて周波数選択的な測定値を確認することによって行われた。小規模屋内シナリオでは、身体寸法の空間で平均した電力密度ピーク値の瞬間最大値は20mW/㎡より低くなることがみいだされ、それは欧州勧告1999/519/ECに準拠する参考レベルの0.2%に相当する。電力密度の局所的ピーク値は1-2桁大きくなる可能性がある。また、実際のデータ通信量によるが、通常のデータ通信量の場合、空間および時間で平均した値は2-3桁小さくなるであろう。検討した屋外シナリオでは、通常APアンテナまで大きな距離があるため、ばく露は屋内シナリオよりも数桁小さくなった。

ばく露