研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[P19由来神経細胞に対する低周波磁界の発達への影響] med./bio.

Developmental effects of low frequency magnetic fields on P19-derived neuronal cells.

掲載誌: 2009 Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society, Minneapolis, MN IEEE, 2009: 5942-5945, ISBN 9781424432967

研究目的(著者による)

本研究の狙いは、胎生期がん幹細胞モデルの神経分化過程(細胞の形態及び電気的活動)に対する超低周波磁界(1mT及び10mT)の影響を調査することであった。

詳細情報

神経細胞分化過程で形成された胚様体(胚性幹細胞由来の細胞の集合体)に超低周波磁界ばく露を適用し、神経分化後にその影響を評価した。

分化過程では神経細胞の自発的な電気的活動が生じ、この活動は分化期間に応じて明確に異なる挙動を示す。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: during cell differentiation

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 during cell differentiation
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 the Helmholtz coils was set in a CO2 incubator with constant temperature
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 1 mT - 測定値 - -
磁束密度 10 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

このデータは、10mTの超低周波磁界ばく露した胚様体の大きさが、非ばく露の胚様体よりも有意に減少することを示している。神経細胞細胞分化率及び機能的神経ネットワーク活性も、10mT磁界ばく露によって有意に変化した:平面培養後の14日目及び21日目に、MAP2-陽性細胞の比率が上昇し、GFAP陽性細胞は低下した。加えて、この期間には自発的な電気的活動のスパイク周波数とアクティブな電極(即ち、活動電位を検出した電極)も増加した。但し、これらの影響は1mTばく露細胞には見られなかった。

結論として、分化誘導期の胚様体の10mTの超低周波磁界ばく露は、神経分化過程に機能的な影響力を及ぼす。

研究の種別:

研究助成

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