[短報:ナノ秒パルス電界(nsPEF)によるナトリウム電流の阻害‐ファクトかアーチファクトか?] comment

Sodium current inhibition by nanosecond pulsed electric field (nsPEF)-fact or artifact?

掲載誌: Bioelectromagnetics 2013; 34 (2): 162-164

この短報は、ナノ秒パルス電界(nsPEF)に反応して電圧感受性ゲートのナトリウム電流(INa)が阻害されることを実験で示した最近の論文2件(Bioelectromagnetics誌;Nesin et al. [2012] and Nesin and Pakhomov [2012])の追試を行った。これらの論文では、非不活性化ゲートの漏れ電流(Ileak)の増加を報告しているが、今回の追試実験で、そのIleakは残留直列抵抗の増加に連動して増加し、これがパッチクランプ法の測定電圧保持に誤差を引き起こし、その結果、ナトリウムチャネルの予期しない不活性化を起こすことを実証したと述べている。したがって、先の論文で観察されたINaの阻害は、全部とはいわないまでも、一部はアーチファクトであったかも知れないと結論している。

ばく露

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