研究のタイプ: レビュー (工学技術/ドシメトリの研究)

[総説:電磁界指令改訂版および高磁束密度環境での職業者ばく露] review

The revised electromagnetic fields directive and worker exposure in environments with high magnetic flux densities.

掲載誌: Ann Occup Hyg 2014; 58 (5): 529-541

この総説は、職業者の電磁界ばく露に関する欧州指令の策定経緯と規定の内容を解説した後、高磁束密度が発生する職場環境や装置の磁界レベルを報告した論文をレビューして、それらが報告した値と指令の限度値との関係を図表化している。レビュー対象は、ウェルダ、IH加熱器、電力供給設備、MRIを含む病院内環境に関して職場での個人のばく露最大値を報告している論文で、周波数は10MHzまでとした。論文が提示した値が外部磁界強度の場合には、アクションレベルAL(PNSに対する高AL、CNSに対する低AL、四肢に対するAL)、誘導電界が計算されている場合は限度値ELV(CNSに対するELV、PNSに対するELV)とも比較した。その結果、PNSに対する高AL値を超過する磁束密度は、ウェルダ、IH加熱器、経頭蓋磁気刺激装置、MRIの作業者で報告されている;それらに対応する体内誘導電界のELVは、ウェルダ、MRIで超過していたが、IH加熱器、経頭蓋磁気刺激装置についての計算値はなかった;多様な職場についてのばく露データベースの必要性が示された、と報告している。

影響評価項目

ばく露