[Higuchiフラクタル次元で表した10mT静磁界ばく露後のマイマイのBrニューロンバースト活動のウアバインによる変化] med./bio.

Ouabain modulation of snail Br neuron bursting activity after the exposure to 10 mT static magnetic field revealed by Higuchi fractal dimension

掲載誌: Gen Physiol Biophys 2014; 33 (3): 335-344

この研究は、食用カタツムリ(リンゴマイマイ)のBrニューロンの自発的電気活動の分析に、先見的なHiguchiフラクタル次元(FD)分布の標準化平均値を適用することを検討した。静磁界SMF)10mTへのばく露の前後でのBrニューロンバースト活動の変化に対するウアバインの影響を、アクションポテンシャル(AP)、スパイク間隔(ISI)、バースト間隔(IBI)などのパラメータのFDの分析により観察した。その結果、対照群に比べ、ウアバイン単独ばく露群では、AP増大とIBIの減小が引き起こされた; SMFばく露を組み合わせると、ウアバイン誘導性のパラメータ変化が顕著でなくなった、と報告している。

ばく露