研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[ナノレベル電気穿孔後に生じるカルシウムを介した穿孔拡大と細胞死] med./bio.

Calcium-mediated pore expansion and cell death following nanoelectroporation

掲載誌: Biochim Biophys Acta Biomembr 2014; 1838 (10): 2547-2554

この研究は、ナノ秒パルス電界(nsPEF)の電気穿孔で細胞膜に生じた小孔のその後の変化、細胞生存率細胞死までの時間と様式(壊死またはアポトーシス)などとnsPEF後の細胞カルシウムイオンレベルとの関係を、接着細胞を用いた実験で調べた。その結果、300ナノ秒PETによる穿孔の60-90分後にカルシウムイオンレベルを正常レベル2-5μMから2mMに増加させた場合、細胞株U937、CHO、BPAEの壊死が増加した、などを報告している。

ばく露