[住宅内での電力周波の磁界へのばく露] tech./dosim.

Exposures to power-frequency magnetic fields in the home

掲載誌: J Radiol Prot 1994; 14 (1): 77-87

この研究は、成人258人を対象に、1週間、住宅内での電力周波の磁界へのばく露を測定し、併せてばく露に関連する各住宅の主要な電気的特性に関する情報を収集した。その結果、住宅でのばく露に最も強く影響する要因は、家屋から100m以内の132kVまたはそれ以上の架空電力線の存在であった(時間重み付け幾何平均した磁界レベルは、近くに存在する場合208nT、存在しない場合54nT);415Vから66kV線の近くの家屋については差がなかった(近くに存在する場合50nT、存在しない場合54nT);アパートメント、テラスハウス(棟続きの長屋)、2戸一棟住宅、戸建て住宅での磁界レベルは、それぞれ109、60、56、43nTであった、と報告している。

ばく露