[ラッの後根神経節ニューロンのP2X3受容体が仲介する神経因性慢性疼痛に対する電気的鍼治療の鎮痛効果] med. app.

Analgesic effect of electroacupuncture on chronic neuropathic pain mediated by P2X3 receptors in rat dorsal root ganglion neurons

掲載誌: Neurochem Int 2012; 60 (4): 379-386

この研究は、神経因性疼痛の信号伝達に重要な役割を持つATP依存性のP2X(3)受容体への電気的鍼治療(EA)による鎮痛効果を評価するため、ラットの後根神経節(DRG)ニューロンのP2X(3)受容体にEA刺激を与え、後ろ足の引っ込め反応の機械的刺激閾値(MWT)および熱刺激での引っ込め反応潜時(TWL)を測定するとともに、DRGニューロンのP2X(3)受容体発現を検査した。その結果、EA処置はMWTおよびTWLの値を増加させた;また、絞扼性神経損傷モデルラットのDRGニューロンのP2X(3)受容体発現を低下させた、と報告している。

ばく露