この研究は、6 GHz以上の周波数の利用技術の進展に伴い、電磁界(EMF)ばく露の評価法に提起されてくる新しい課題、すなわち基礎となるばく露指標(基本制限)が比吸収率(SAR)から電力密度に変更された場合の影響を、人体近くで使用される装置からの最大可能放射出力(Pmax)に関して検討した。その結果、基本制限がSARベースから電力密度ベースに途中で移行したとき、現在のばく露限度値は、数dBの差の不連続をもってPmaxへとつながる;6 GHz以上の周波数で適用可能なばく露限度値を遵守するためには、Pmaxを現在の携帯電話技術の出力レベルより数dB低くすることが必要になるかも知れない、と報告している。
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