[ラットの亜急性的静磁界ばく露は解糖性筋肉のタンパク質MCT4およびGLUT4の増加と共に偽性貧血状態を起こす] med./bio.

Subacute static magnetic field exposure in rat induces a pseudoanemia status with increase in MCT4 and Glut4 proteins in glycolytic muscle

掲載誌: Environ Sci Pollut Res 2016; 23 (2): 1265-1273

この研究は、ウィスター雄ラット血液学および筋肉生化学に関連するパラメータに対する静磁界SMF)の亜急性ばく露の影響を調べた。128 mT のSMFを、1日1時間、15日間連続でばく露した。その結果、SMFばく露群では、赤血球数、ヘモグロビンヘマトクリット値擬似ばく露群に比べて有意に減少した;血漿鉄レベルの低下とトランスフェリン量の増加がSMFばく露後に見られた;SMFばく露群では、解糖により活動する筋肉においてのみ、タンパク質MCT4 およびGlut4の含有量が増加した、などを報告している。

ばく露