[携帯電話放射ばく露下での出生前後のBALB/cマウスの小脳に対するbax、bcl-2、p21およびp53遺伝子発現の変異の評価] med./bio.

Evaluation of bax, bcl-2, p21 and p53 genes expression variations on cerebellum of BALB/c mice before and after birth under mobile phone radiation exposure.

掲載誌: Iran J Basic Med Sci 2017; 20 (9): 1037-1043

この研究は、出生前後のBALB/cマウスの小脳での遺伝子発現の変異に対する携帯電話放射の影響を調べた。携帯電話基地局との送受信を妨害するジャマー(900 MHzおよび1800 MHz)をばく露用いて、12匹の妊娠マウスを2群(各6匹)に分け、第1群を妊娠期間中(19日目)に照射し、第2群は妊娠期間中に照射しなかった。出生後、仔マウスを4群(各4匹)に分け、グループ1:対照群、グループ2:B1群(出生後に照射)、グループ3:B2群(妊娠期間中と出生後に照射)、グループ4:B3(妊娠期間中にばく露)とした。成熟後(8-10週齢)、マウスを剖検し、小脳を摘出し、baxbcl-2、p21およびp53遺伝子発現レベルをリアルタイムRT-PCRで調べた。その結果、携帯電話電波はbcl-2およびp53遺伝子発現レベルに影響しなかった(p > 0.05)。対照群と比較して、bax遺伝子発現レベルは低下し、p21遺伝子発現レベルは上昇した(p < 0.05)。これらのデータから、携帯電話放射小脳細胞アポトーシスを生じることはできず、損傷した細胞細胞周期停止によって修復され得る、と著者らは結論付けている。

ばく露

研究助成