[ウェアラブルアンテナへのヒトのばく露評価：位置および個人間の解剖学的ばらつきの影響] tech./dosim.

Human Exposure Assessment to Wearable Antennas: Effect of Position and Interindividual Anatomical Variability

著者: Gallucci S, Bonato M, Chiaramello E, Fiocchi S, Tognola G, Parazzini M
掲載誌: Int J Environ Res Public Health 2022; 19 (10): 5877
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この研究は、ウェアラブルアンテナから発せられる2.45 GHzの高周波（RF）電磁界へのヒトのばく露を評価した。アンテナを男女のヒトモデルに対して6つの現実的な配置で検査した。入射電力1 Wでの組織10 g平均の比吸収率（SAR）の分布を計算によって推定することでばく露評価を実施した。その結果、(i) 全ての配置で、SARの分布は主にアンテナ直下の表面領域に集中すること、(ii) ばく露が最も高くなる配置はアンテナを腕に配置した場合であること、(iii) ばく露は男性のモデルでより高い傾向があることが示された、と著者らは報告している。

ばく露