[マラウィにおける電磁周波数汚染:アフリカ南部での電界と磁束密度汚染] tech./dosim.

Electromagnetic Frequency Pollution in Malawi: A Case of Electric Field and Magnetic Flux Density Pollution in Southern Africa

掲載誌: Int J Environ Res Public Health 2023; 20 (5): 4413

この研究は、アフリカ南部にあるマラウィのブランタイヤでの電界および磁束密度の汚染レベルを2020-2021年に調べた。30地点で短期測定を60回実施した。学校のキャンパス、病院、工業地域、市場、住宅地、ならびにブランタイヤのビジネスセンターから人口密度の高い5か所を選定した。モニタリングは10:00-12:00、および17:00-19:00に実施した。その結果、電界汚染の測定値は最大で、10:00-12:00には249.24 mV/m、17:00-19:00には207.85 mV/mで、これらは一般公衆に対するばく露限度の4200.0 mV/mよりも低かった[訳注:原文ママだが単位が間違っている。ICNIRPの2010年のガイドラインの一般公衆に対する参考レベルは60 Hzで2.5*10^2/60≒4.2 kV/m(= 4200000 mV/m)である]。同様に、磁束密度の測定値は最大で、10:00-12:00には0.073 G[7.3 μT]、17:00-19:00には0.057 G[5.7 μT]で、これらは一般公衆に対するばく露限度の2 G[200 μT]よりも低かった、と著者らは報告している。

ばく露