ホーム

限度値

(2016年9月時点の英文ウェブページの和訳です)
電流による人体ハザードは、人体を貫通する個々の電流経路中の電流の大きさと通電時間によって決まります。技術仕様書IEC TS 60479-1は、交流および直流に関して、許容可能な接触電流、および、いくつかの条件下(例:人体電気抵抗、電流経路、皮膚の湿り気(電流の影響のパラメータを参照))での許容可能な接触電圧を算出するために必要なデータで構成されています。

電気ショック時間が長い(> 3 秒)の場合、健康成人では、接触電圧が50 V AC (1-1000 Hz) または120 V DCを超過しないことが望ましいです。さもないと、生命を脅かす事態が起きる可能性があります。小児および家畜では、接触電圧は25 V ACまたは60 V DCに制限されています。

職場に関しては、通電状態下の部署での作業の場合、一定の条件下での短時間の接触電圧は50 V ACまたは120 V DCを上回る高値が許容されます。特別な訓練を受けた就業者に限って、個人用防護装備および特別な安全防護対策を用いて作業を実施することが許可されます。

以下に、正当な根拠のある仕様書をいくつか例示します。
  • IEC 60364-4-41:2005. 低電圧電気設備 Part 4-41: 安全のための防護-電気ショックに対する防護
  • EN 50110-1 ed. 3: 2013. 電気設備の操作Part 1: 一般的要求事項
  • EN 50122-1 ed. 2: 2015. 鉄道への適用-固定設備-電気安全、接地および帰還回路Part 1: 電気ショックに対する防護のための規定