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基本制限

(2016年3月時点の英文ウェブページの和訳です)

基本制限は、個人を防護するための限度値です。電磁界を発生する装置およびシステムからのイッミッションに関しての全身または身体の一部において許容される最大ばく露を明確に規定する値です。このようなタイプの限度値は安全係数を含み、個人のばく露制限における根拠として用いられます。基本制限は、証明された生物学的影響に基づいています。基本制限の遵守の検証は、一部についてのみですが、直接測定によって可能です。

周波数にしたがって、電界磁界電磁界に関する基本制限を規定するために、以下の物理量が用いられます(ICNIRP: [1], [2], [3], [4]基本制限」の表もご参照下さい)。これら物理量のうち、磁束密度および電力密度は、ばく露を受けた人体において直接測定が可能です。

表:周波数範囲0 Hz -300 GHzにおける電界磁界電磁界基本制限(一般公衆)、それぞれのICNIRP
ガイドライン(1998 - 2010)から編集[1]


さらに、周波数範囲0.3 - 10 GHzでのパルスばく露、および頭部への局所ばく露の場合において、熱弾性膨張による聴覚影響(cf. マイクロ波ヒアリング)への制限または回避のために、補足的な基本制限が推奨されています。それは、組織10 g平均での比吸収(SA)が、職業者では10 mJ/kg、一般公衆では2 mJ/kg を上回らないことが望ましい、というものです(ICNIRP, p. 509、表4の注記7参照)。

[1] 出典:ICNIRP: 1, 2, 3.
[2] 出典:ICNIRP: 4, 5.