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ケーブルカー

分類:
軌道車両
同義語:
トラム, トローリ, 路面電車
説明:

ケーブルカーは、公共近距離交通における乗客輸送のための軌道車両である。ケーブルカーは一般に電気で駆動される:電力供給は、架空線または第3軌条のどちらか経由で行われる。磁界発生源は、車両前部ではエアコンプレッサ、直流モータ、および接触断続器、車両中央部ではパンタグラフ、車両後部ではバッテリとインバータである。

ここに示す測定値は、ケーブルカー通過時に架空線から発生する磁界である。測定は、乗車中および軌道近くの様々な位置で行われた。これとは別に、ケーブルカーが通過していない時に架空線が単独に発生する磁界を架空線下で測定した。

周波数範囲:
  • 0 Hz (一定の界)
  • 180–300 Hz (制御用周波数)
電磁界の種別:
磁界

測定値(文献に拠る)

Great Britain
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 16–64 µT (測定値) 静的な界 テーブルの高さで [1]
磁束密度 1 mT (測定値) 静的な界 床面 [1]
磁束密度 0.001–7.6 µT (測定値) 静磁界 車両内中央 (750 V) [2]
磁束密度 0.01–1.1 µT (測定値) 静磁界 車両内中央の座席上 (750 V) [2]
磁束密度 0.01–1.4 µT (測定値) 静磁界 車両内後方の床(750 V) [2]
磁束密度 0.01–1.7 µT (測定値) 静磁界 車両内後方の座席上 (750 V) [2]
磁束密度 0.01–5.5 µT (測定値) 静磁界 車両内前方の床(750 V) [2]
磁束密度 0.02–0.94 µT (測定値) 静磁界 車両内前方の座席上(750 V) [2]
磁束密度 0.02–1.85 µT (測定値) 静磁界 パンタグラフ (750 V) [2]
磁束密度 1 mT (最大値, 測定値) 100 HZ 床面 [5]
Australia
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 1.4–7.6 µT (最大値, 測定値) - 床面 [2]
Poland
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 1.7–5.2 µT (測定値) 5 Hz - 32 kHz 30分間の地下鉄乗車中の測定 (18駅に停車) [3]
Germany
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 50–110 µT (最大値, 測定値) 16.7 Hz 測定点:プラットホーム端から 1 m (750 V) [4]
磁束密度 150–350 µT (最大値, 測定値) 16.7 Hz 車両内(750 V) [4]
Switzerland
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 ≤ 0.03 kV/m (最大値, 測定値) 静磁界 軌道の横方向5m [6]

参考文献

  1. Chadwick P et al. (1998): [英国鉄道の磁界]
  2. Halgamuge MN et al. (2010): [トラム、電車、ハイブリッド車からの電磁界の測定と解析]
  3. Gryz K et al. (2009): [電気輸送システムでの過渡電流に関係する磁界:メトロ車両内での人体ばく露の評価]
  4. Landesanstalt für Umweltschutz Baden-Württemberg (2002): [日常生活における電磁界]
  5. Ratzel U et al. (2010): [日常生活における電磁界:発生源、用途および影響に関する情報]
  6. Moser M et al. (2006): [スイスにおける非電離放射線と健康防護:基本情報]