NTPが携帯電話電波に関する研究の最終報告書を発表

掲載日: 2018/11/06

米国の国家毒性プログラム(NTP)は、携帯電話電波に関する研究の最終報告書を発表しました。ラット及びマウスでのこれらの毒性研究は、第二世代(2G)及び第三世代(3G)携帯電話で使用されている電波へのばく露による、がんリスクを含む潜在的な健康ハザードの解明に資するために実施されました。NTPは、雄ラットの心臓での腫瘍(悪性神経鞘腫)の明確な証拠があり、また、雄ラットでの更なる腫瘍について何らかの証拠がある、と結論付けました。日本と韓国は、独自の動物研究でこの結果を検証すると発表しています。

本件の関連文書ならびにファクトシートは、NTPの以下のウェブサイト(英語)から入手できます。NTP-Homepage