中間周波電磁界の生物学的影響についてのfemuの系統的レビュー

掲載日: 2019/02/07

femu が実施した「中間周波範囲(300 Hz-1 MHz)の電界、磁界及び電磁界の生物学的影響についての系統的レビュー」が、学術誌 Environmental Research に掲載されました。このレビューの目的は、中間周波電磁界へのばく露の潜在的な生物学的影響及び健康影響を評価することでした。この分析では、ほとんどのエンドポイントについて、レビュー対象の研究の結果には一貫性がないことが示されました。加えて、多くの研究には方法論的な限界があり、報告された結果の信頼性を損ねていました。全体として、悪影響についての証拠の質は依然として不十分で、調査した生物学的影響について結論を導くことはできません。

このプロジェクトは、ドイツの連環境・自然保護・原子力安全省(BMU)及び連邦放射線防護局(BfS)に助成されました(交付番号3616S82437)。

このレビュー論文は、EMF-Portal 及び Environmental Research のウェブサイトで確認できます。