[電磁界に対する周波数依存限界値の制定と間接的効果の評価] tech./dosim.

The establishment of frequency dependent limits for electric and magnetic fields and evaluation of indirect effects

掲載誌: Radiat Environ Biophys 1988; 27 (1): 1-27

この論文に記載された生物物理学的モデルは、50/60Hzを含むいくつかのMHz周波数以下の電界あるいは磁界に対するばく露限界を測定し定義付けるドイツ標準の準備のための基礎として使用されてきた。細胞組織内の電界強度は、低周波数帯における生物学的効果に対して決定的と見なされている。生物学的影響を含んでいる電磁界強度電流密度閾値が比較されている。周波数の関数として、“安全”、“危険”、“非常に危険”の電力密度曲線を定めることができる。ばく露限界を定義するために、損傷を招く電磁界強度あるいは電流密度を、根強い生物学的影響を避けるために100を超える因子によって縮小すべきである。人間環境における電磁界強度は、人体において生じた対応する電流密度相関がある。このために、人体内の“安全”、“危険”、“非常に危険”という電流密度レベルを外部の電界あるいは磁界強度相関を付けることができるのである。加えて、直接の電界効果に対して、間接的効果を考慮しなければならない。この論文の第2部において、接触電圧あるいは接触電流が集約され、健康上のリスクに関して評価される。さらに、間接的効果の例として、ペースメーカーと電磁界との混信が考慮される。

ばく露