ばく露制限

(2016年3月時点の英文ウェブページの和訳です)

電磁界へのばく露に関する拘束力のある国際的安全基準はありません。その代わりに、さまざまな国際的ばく露制限ガイドラインがあります。そのようなガイドラインは、それぞれ異なる根拠に基づいて作成されており、それぞれの国でその国の推奨または法的拘束力のある規制として実施されています。ばく露限度値および測定プロトコル(限度値の実証に必要)の国際的な調和のための作業がこの数十年続けられています。それには多くの機関が係わっていますが、その中でも特に世界保健機関WHO)(Link)が支援しています。ばく露限度値の遵守は、国内の当局が監視しています。ドイツの場合、これはドイツ連邦ネットワーク規制庁の役目です(FNA, FNAによる適合性評価, FNAのモニタリングをご覧下さい)。

WHOは、国際健康観測 (GHO) web portalにおいて、電磁界へのばく露制限に関する世界中の基準現況を情報提供しようと計画しています(WHO国際EMFプロジェクト活動報告書2014, p. 13をご覧下さい)。欧州にはさまざまなEMFガイドラインがありますが、その一つは欧州連合の理事会勧告1999/519/ECであり、それぞれの国の国内法として施行されています。ドイツでは、低周波および高周波の範囲におけるばく露限度値の遵守は、連邦環境汚染防止法の第26実施政令(電磁界に関する政令(26. BlmSchV))で規制されています。

EMFばく露限度値は、装置やシステムからの放出(エミッション)の限度値、または環境または職場でそのような装置が発生する電磁界への人体ばく露(イッミッション)の限度値を決定しています。ばく露限度値の適用においては、(エミッションに関する)参考レベルと(イッミッションに関する)基本制限を区別することが必要です。周波数範囲によって、これらの限度値を特定するためにさまざまな物理量が用いられます(基本制限 and 参考レベルをご覧下さい)。