[電磁過敏症質問紙の開発と評価] tech./dosim.

Development and evaluation of the electromagnetic hypersensitivity questionnaire

掲載誌: Bioelectromagnetics 2007; 28 (2): 137-151

電磁過敏症(EHS)症候群とは、ある個人が、電磁界放射する物へのばく露によるものと本人が信じている健康悪影響を経験している状態と通常は定義される。この研究の目的は、EHSに関連する主な症状を同定し、また、これらの症状が英国の一般の人々の間でどれくらいの頻度で起こるかを明らかにするための質問紙を作成することである。予備研究で、EHS質問紙を作成し、試行した。研究1で、EHS質問紙を修正し、無作為抽出標本である20000人に送付した。症状の主成分分析で8つの下位尺度;自律神経系皮膚、聴覚系、頭痛心臓呼吸器系、風邪関連、運動器系、アレルギー関連の各症状が得られた。研究2で、本質問紙においてEHSの人は対照群と比較して、全ての下位尺度でより高い深刻度を示したことから、質問紙の有効性を確立した。この研究の2つの主な結果は、EHSであると自ら信じる人が共通に経験する症状の種類と程度の指標を提供する物差しと、研究者が最も過敏な人を事前に選び出して研究に参加させるためのスクリーニング・ツールの開発である。

ばく露