研究のタイプ: リスクコミュニケーション/リスク認知の研究 (実際的研究)

[携帯電話の健康リスク可能性に関する英国保健省からの予防的(プレコーショナリ)情報に対する公衆の反応] risk

Public responses to precautionary information from the Department of Health (UK) about possible health risks from mobile phones

掲載誌: Health Policy 2007; 82 (2): 240-250

リスクおよび不確かさに関する情報伝達が規制者の大きな責務となってきたことを考慮すると、健康情報に対する公衆の認知についての理解は重要さを増している。携帯電話健康リスク可能性についての情報伝達は、不確かな公衆健康情報に対する公衆の認知、および予防的(プレコーショナリ)助言に対する公衆の反応という二つの面を考慮をしなければならない領域である。本研究は、携帯電話健康リスク可能性に関する情報を提供した、2000年の英国保健省(DoH)発行リーフレットに対する公衆の反応を調べた全国調査の結果を報告する。研究目的は2つである:(a)リーフレットに対する気付きおよびリーフレットに書かれていた予防的(プレコーショナリ)助言を政府からのものとして認識できた割合を調査すること;(b)携帯電話健康リスクに関する、現在の、政府からの予防的(プレコーショナリ)助言に対する公衆の反応を調査し、その公衆の反応と懸念あるいは安心の増大との関連を調べることである。予防的(プレコーショナリ)助言伝達によって起こり得る効果の明確な理解方法を開発することが政策策定者にとって重要であることを本研究結果は示唆している。

リスク認知

影響評価項目

ばく露

調査対象集団

1742 randomly selected residents of UK took part in the survey in 2000.