[WI-FI技術を利用した無線LANからの無線周波数ばく露] tech./dosim.

Radiofrequency exposure from wireless LANs utilizing Wi-Fi technology

掲載誌: Health Phys 2007; 92 (3): 280-289

主要な結果 :ラップトップとネットワークが通信なし、および通信中における、ラップトップから1mの距離でのWLAN(2.4-2.483GHz)周波数帯電力密度中央値は、それぞれ1.2x10-6、1.6x10-5Wm-2であった。一方、70-3000MHz全周波数帯の電力密度は6x10-5 Wm-2であった。この値は、1980年に米国15都市において50-900MHz周波数帯で測定された電力密度中央値に近かった。これは屋外測定であり、この時の優勢な発生源はUHF放送設備と報告されている。それに対し、今回の測定は、大半が屋内であった。結論 : 代表的な環境におけるWLANからのRF電磁界はガイドライン値をはるかに下回っていた。また、ほとんど全ての事例で、このRF電磁界は同一環境内の他のRF信号よりはるかに低かった。

ばく露