[生命維持医療装置へのGSM、TETRA電話の電磁干渉] dev./impl.

Electromagnetic interference from GSM and TETRA phones with life-support medical devices

掲載誌: Ann Ist Super Sanita 2007; 43 (3): 204-207

携帯電話の信号による病院の医療装置への妨害が調査された。妨害の原因はGSM900、GSM1800、TETRA380の電話であった。23の医療装置がテストされ、ほとんどの測定は半無響の実験室で行われた。最も悪い状態をつくり出すために、携帯電話は最高出力レベルで放射されるように調整された。GSM1800電話からの距離が5cmを超える場合、妨害は確認できなかった。GSM900電話に対応する安全距離は70cmで、TETRA電話は3mを超える距離が必要であった。したがって、GSM1800タイプの携帯電話の使用は安全と考えられるが、GSM900とTETRA電話は医療装置にかなりの妨害を及ぼし、生命を危険にさらす状態を引き起こす可能性がある。

ばく露