この総説は、環境発がんリスクの質的評価法を解説している。ハザードの分類に用いられるカテゴリーは、ヒトに対する発がん性が、（１）確認されている、（２）恐らくある、(3)あるかも知れない、（４）発がん性の不十分な証拠がある、（５）発がん性が認められない、の５つである。ばく露の分類は、ばく露状況が前記の5つの分類のどれに属するかによって分類される。どのようなばく露状況でどのよう発がん因子にばく露するかにより、Banding Riskを分類している(例：大気汚染レベルの高い地域でアスベストにばく露する場合のリスク）。
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