[疫学研究で報告された携帯電話使用の過大見積もりの低減化] tech./dosim.

70人のボランティアから携帯電話使用データを、インタビューによる自己申告とネットワークオペレータ記録の2通りの方法で収集した。回帰モデルを用いて、バイアスを補正したばく露推定値を求めた。その結果、平均通話時間（1ヵ月当たりの通話時間（分）の対数変換値）についての、自己申告データとオペレータ記録データの相関係数は0.71であった；オペレータ記録による通話時間を自己申告データから求める線形単回帰モデルは、データに合理的にフィットした；定数項は2.71、回帰係数は0.49であった（対数尺度）；他の要因（携帯電話の使用パターン、質問票の回答傾向や人口学的特性など）を追加しても、モデル適合性の改善は見られなかった、と報告している。