[稼働状況を想定したWIFIおよびブルートゥース機器からの電磁界人体ばく露のFDTD法による評価] tech./dosim.

FDTD assessment of human exposure to electromagnetic fields from WiFi and bluetooth devices in some operating situations.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2009; 30 (2): 142-151

【目的】WLANのアクセスポイント機器、ブルートゥースアンテナをもつ電話やコンピュータ周辺機器などの無線機器のアンテナからの電磁界への人体ばく露の数値ドシメトリをガイドライン遵守の評価を目的として分析すること。【方法】2400MHzで稼働しているWLANやブルートゥースアンテナからの電磁界にひとりの人がばく露する時の実際にあり得る状況をシミュレートするために、いくつかの空間的構成を検討した。また、異なる周波数の二つの発生源からの電磁界へのばく露も検討した。FDTD法を用いて、アンテナ周辺の電界および磁界、高解像度人体頭部および躯幹モデルにおけるSARを計算し、ガイドライン(参考レベル基本制限)の限度値と比較した。手ぶらでブルートゥースを経由して携帯電話の1800MHZGSMを使用しているときの二つの周波数による放射ばく露を考えた。FDTD法はアンテナと人の頭の高解像度モデルのSARの周辺に磁界を測定するために使用し、ガイドラインの制限と比較した。【結果】最悪ケースのばく露レベルは、携帯電話へのばく露分析で得た値より低かった。これは、信号の出力が小さいこと、および人体とアンテナとの距離があることから当然予測されたことである。GSMおよびブルートゥースの両方のアンテナからの電磁界への同時ばく露を想定した場合においてさえ、電界磁界SAR の値はガイドラインの限度値よりはるかに低かった。

ばく露