1920-1960年の合衆国人口動態登録集計および人口調査記録に基づき、ほぼ完全に電化された都市人口集団と、都市部と同じ電化レベルに達するに1956年までかかった農村人口集団について、州毎に粗死亡率と電化率の相関を調べている。その結果、1940年の心臓血管性疾患、悪性疾患、糖尿病および自殺による死亡率は都市部のほうが農村部よりはるかに高かった。調査したほとんどの死因に関して、農村部の死亡率は州別の電化率と有意な相関関係があった。著者の仮説では、20世紀のいわゆる文明病は、生活習慣ではなく電化によって引き起こされたとしている。
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