[疫学研究を考慮した屋内および屋外の無線周波電磁界の予測モデル] tech./dosim.

A model for radiofrequency electromagnetic field predictions at outdoor and indoor locations in the context of epidemiological research

掲載誌: Bioelectromagnetics 2010; 31 (3): 226-236

この研究は、疫学研究に資することを目的に、固定送信機からの高周波電磁界を予測する地理空間モデルを示した。これは既存モデルの拡張であり、室内ばく露の予測を可能にしたという。このモデルはバーゼルの拡大都市圏と郊外にある全ての携帯電話基地局固定送信機およびラジオ・テレビ放送の送信機の正確な稼働パラメータに基づいた。このモデルによる予測値と測定値(路上、住宅内、住宅の窓の前)とのスピアマンの順位相関係数および重み付きコーエンのカッパ係数を計算して、このモデルの予測性能を評価した。その結果、路上測定値との相関係数は0.64、住宅内測定値とでは0.66、窓の前の測定値とでは0.67であった;それぞれのカッパ係数は、0.48(95%信頼区間:0.35-0.61)、0.44((95%-CI: 0.32-0.57)、0.53(95%-CI: 0.42-0.65)であったとして、かなり正確に予測できたと報告している。

ばく露

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