[携帯電話使用時の生体組織別ばく露の年齢による相違] tech./dosim.

Age-dependent tissue-specific exposure of cell phone users.

掲載誌: Phys Med Biol 2010; 55 (7): 1767-1783

この研究は、異なる機種の携帯電話を耳に当てた場合について、10g 当たりの局所組織平均されたSARの頭部内ピーク値、脳の一部および眼でのピーク値が、成人男性ファントムと3、6、11歳の子供ファントムとでどのように違うかを数値計算した。その結果、子供の場合、大脳皮質海馬視床下部や眼における局所的誘導電界は、電話からの距離が近くなるために、成人の場合より>3 dB高くなった;また骨髄では、子供は導電率が大きいために、さらに高くなった(>10 dB);松果体など携帯電話との距離が年齢によって違わない組織では、成人に比べて上昇することはなかった;一方、既に報告されているとおり、頭部全体でのSARの空間ピーク値には年齢による違いがなかった、などの所見を報告している。

ばく露