[特殊用途の複雑に時間変化するパルス磁界にばく露したマウスの血液および骨髄細胞の小核] med./bio.

Micronuclei in the blood and bone marrow cells of mice exposed to specific complex time-varying pulsed magnetic fields

掲載誌: Bioelectromagnetics 2010; 31 (6): 445-453

この研究は、痛み治療などに使われている特殊な複雑波形パルス磁界(PMF)ばく露をオス成獣CD-1マウスに8週間連続で与え、血液骨髄への影響を調べた。PMFは1,000Hz以下、磁束密度ピーク値1mTとした。ばく露群、擬似ばく露群の他に、陽性対照として1 Gyガンマ放射ばく露群を用意した。事前(経過時間0)、1、4、6、8週間後に採血し、8週間後には最後に安楽死させて骨髄を採取した。遺伝毒性細胞毒性の大きさは、血液および骨髄中の小核MN)の発生率と多染性赤血球(PCE)の割合の2つの指標で評価した。その結果、2つの指標にばく露群と擬似ばく露群で有意差がなかった;陽性対照群では、両方の組織においてMNの有意な増加およびPCEの割合の減少を示した、と報告している。

ばく露

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