[円筒形1.9 GHz導波管チェンバ内に非拘束で置いた小型げっ歯類のドシメトリ評価] tech./dosim.

Dosimetry evaluation of a cylindrical waveguide chamber for unrestrained small rodents at 1.9 GHz

掲載誌: Bioelectromagnetics 2012; 33 (7): 575-584

この研究で開発されたばく露装置は、小型げっ歯類(体重40gまで)を拘束せずに1.9GHzにばく露させる影響研究用のもので、円筒形導波管チャンバは直径、高さとも94mmである。チャンバ以内に置かれたマウスのばく露量を実験測定(マウス死体の姿勢と位置を変えて)、およびシミュレーション計算した結果を報告している。全身平均(WBA)SARはHoら [1973] および Guyら [1979]が開発した、投与エネルギーからの差し引き法による実験測定、脳平均(BA)SARおよび空間平均(PSA)SARは計算によった。 20gと40gのマウスでの入射電力1W 当たりのWBA-SARはそれぞれ9-23.5 W/kg、5.2-13.8 W/kgと計測され、 25gと30gのマウスでの入射電力1W 当たりのBA-SARはそれぞれ3.2-10.1 W/kg、3.3-9.2 W/kgと計算されたと報告している。

ばく露