[携帯電話使用に関する本人と近親者へのインタビュー間の低~中程度の一致] tech./dosim.

Poor-to-moderate agreement between self and proxy interviews of mobile phone use

掲載誌: Bioelectromagnetics 2012; 33 (7): 561-567

この疫学研究は、119組の異性間カップル(関係は、平均11年、範囲は1-45年)を対象に、本人とパートナーの携帯電話使用に関する質問紙に回答させたものである。調査対象者は、ウィーン市内在住で、research practice seminarの学生の友人の知り合いを基盤に、関係が6ヶ月以上のカップルから選出された。本人とパートナーの回答の一致度を検定したコーエンのカッパ係数は、「使用期間」についての係数が0.55であるなど、全般に低いまたは中程度の一致率であった。唯一、良く一致したのは「プリペイド電話を使用したか否か」であり(男性0.78、女性0.63)、「携帯電話使用の開始時期」がそれよりやや低くなり(男性0.66、女性0.61)、もっとも一致係数が低かったのは「通話中の使用頭側」であった(男性0.20、女性0.24)と報告している。

ばく露