[神経学的認知に対する7TのMRIスキャナからの漏れ磁界の影響:二重ブラインド無作為化クロスオーバー研究] med./bio.

Effects of magnetic stray fields from a 7 Tesla MRI scanner on neurocognition: a double-blind randomised crossover study

掲載誌: Occup Environ Med 2012; 69 (10): 759-766

この研究は、7TMRIスキャナのボア開口部からの漏れ静磁界SMF)内で健常なボランティア(31人)に定型的な頭の動きをさせ、その動きにより生じる時間変動磁界(TVMF)の影響を、種々の認知タスク成績により評価した。SMFの大きさはボアからの位置による1.0 T、0.5 Tの他、別室の0 T(<25 mT)の3セッションを1週間の間隔にて二重ブラインド無作為化クロスオーバーで実施した。各セッションは50分間で、12種類の認知タスクを順次遂行させた。タスク毎に開始前に定型的な頭の動き(水平運動10回、垂直運動10回)によるTVMFを与えた。テストした認知神経学的領域は、MRI処置の係わる医師やスタッフにとって重要と思われる、視覚的認知、運動、注意、集中、(作業)記憶、空間見当識などであった。その結果、SMF内のTVMFにより注意と集中に負の影響がみられた;ばく露後、視空間見当識に影響が見られた、などの所見を報告している。

ばく露

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