[電波残響室を用いたヒトボランティアにおける GHz帯の全身平均SARの測定及び検証] tech./dosim.

Measurement and validation of GHz-band whole-body average SAR in a human volunteer using reverberation chamber

掲載誌: Phys Med Biol 2012; 57 (23): 7893-7903

この研究は、実際の人体におけるGHz帯の全身平均比吸収率SAR)についての数値ドシメトリの検証のため、電波残響室を用いた測定技法を提示している。22歳の男性ボランティア(身長173cm、体重73kg)について、1、1.5、2GHzでの全身平均SARを電波残響室内で測定し、有限差分時間領域(FDTD)法によるシミュレーション結果と比較した。電波残響室は信号発生装置と増幅器を用いて出力電力30-40mWで励起し、ボランティアがいる残響室内に6.6μW/cm2の平均電力スペクトル密度に相当する5V/mの電界強度を生じさせた。その結果、GHz帯での全身平均SARの測定値はFDTD方による計算結果と概ね一致していることが確認できた、と報告している。