[短報:In vitroでのラットのリンパ球における活性酸素種に対するエックス線放射と静磁界の組合せ影響] med./bio.

Combined effect of X-ray radiation and static magnetic fields on reactive oxygen species in rat lymphocytes in vitro

掲載誌: Bioelectromagnetics 2013; 34 (4): 333-336

この研究は、雄のアルビノのWistarラットから採取した白血球を用いて、エックス線放射によって生じた活性酸素種に対する静磁界の影響を調べたin vitro実験である。3Gy(線量率560mGy/min)のエックス線照射後、静磁界へのばく露前とばく露の15分後、1時間後、2時間後、またはこれに相当するインキュベート時間後に、蛍光プローブを用いて細胞内活性酸素種を測定した。静磁界の強度は0mT(地磁気の反対向きに50μT)及び5mTとした。その結果、0mTでは蛍光の変化率が減少し、5mTでは増加した、と報告している。

ばく露