エンドウマメ根を慢性的に60Hz、140-490V/m(伝導度0.08S/m)の電界にばく露し、根の成長速度、分裂組織細胞指標、根の成長速度のリカバリーなどを調べた。140V/mでは、成長速度、分裂には変化はなかった。430V/mでは、成長速度と分裂は低下した。分裂は最大の抑制(対照の55%)が4時間で生じた。成長速度の抑制は、直ちに生じ継続した。根を430V/mで2日間電界にばく露すると、成長速度は40%抑制された。電界を切ると、成長速度は回復して5日後には正常に戻った。490V/mでは、成長速度はほぼ完全に抑えられた。このような結果から、膜電位の誘導は、非常に狭い範囲で生じ、成長速度を僅かに変える状態から、完全に抑制するものまであった。
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