[インビトロで静磁界ばく露したヒト末梢血好中球における活性酸素種の産生] med./bio.

Reactive oxygen species (ROS) production in human peripheral blood neutrophils exposed in vitro to static magnetic field.

掲載誌: Electromagn Biol Med 2013; 32 (4): 560-568

この研究は、ヒト末梢血好中球における活性酸素種ROS)の産生に対する傾斜のある静磁界SMF)の影響をインビトロで調べた。健常ボランティアから採取した血液標本を非一様なSMF(N極またはS極方向)中で15、30、45分間培養した。SMF発生源には、Magne touchという商品名の薄い円盤状(直径9cm、一方の表面がN極、その裏面がS極)のマグネット(その表面の磁束密度分布は最大約60mTで非一様)を利用しており、その中心上方6mmの位置に試料を入れた試験管を固定し、培養した。蛍光色素および好中球呼吸バースト刺激剤PMAを用いて、ROC産生の強度を測定した。その結果、PMA刺激の有無に関わらず、SMFはROS産生を統計学的に有意に変化させた;その変化は、ばく露時間と強く相関し、磁界の向きにも依存した、と報告している。

ばく露