[10 GHzマイクロ波にばく露したスイスアルビノマウスの空間記憶および学習の達成度、ならびにそれとタンパク質合成との関連] med./bio.

Spatial memory and learning performance and its relationship to protein synthesis of Swiss albino mice exposed to 10 GHz microwaves

掲載誌: Int J Radiat Biol 2014; 90 (1): 29-35

この研究は、スイスアルビノマウスの空間記憶に対するマイクロ波MWばく露の影響、および全脳のタンパク質濃度を調べた。ばく露にはホーンアンテナ近傍界を用い、10GHz、0.25 mW/cm 2(全身SAR 0.1790 W/kg)に、1日2時間、30日間ばく露した。ばく露群、擬似ばく露群は各12匹とした。ばく露終了後、両群の全マウスに2日間モーリス水迷路テスト(MWT)の訓練をした。その直後に、各群6匹を屠殺して脳内タンパク質レベルを測定した。残りは引き続き6日間、MWTで空間学習の達成度を測定し、その後直ちに、同様に脳内タンパク質レベルを測定した。その結果、ばく露群、擬似ばく露群とも、MWT訓練中、避難時間(水迷路水面下に設置した台に上がるまでの時間)が有意に減少した;本試験では、ばく露群で、擬似ばく露群に比べ、避難時間の遅延の平均時間が有意に高かった;それと同時に、全脳のタンパク質レベルの低下が見られた、と報告している。

ばく露