[電気シャトルバスのワイヤレス充電に伴う超低周波および低周波の電界および磁界] tech./dosim.

Very-low-frequency and low-frequency electric and magnetic fields associated with electric shuttle bus wireless charging

掲載誌: Radiat Prot Dosimetry 2014; 158 (2): 123-134

この論文は、電気シャトルバスのワイヤレス充電に伴う超低周波および低周波電界および磁界の測定結果を示している。テネシー大学チャタヌーガ校(UTC)での試験研究では、当該地域で現在運行中のシャトルバスのワイヤレス充電技術(周波数20 kHz、ピーク電力60 kW)の性能とコストは著しく改善されているという。この技術では、乗客の乗車した状態で名目上3分間の充電時間が必要と想定されるため、その時に発生する電界磁界の特性を測定し、現行の人体ばく露限度値(ICNIRPおよびIEEE)と比較した。その結果、 充電中の電界および磁界の測定値はバスの内部、外部のどちらにおいても、ICNIRPおよびIEEEの公衆に対するばく露限度値を超過しなかった、と報告している。

ばく露