この研究は、神経障害性疼痛には有効性を示す脊髄刺激(SCS)が、慢性筋肉痛にも治療効果を持つか否かを動物モデル実験で調べた。麻酔下で雄SDラットの腰椎(L3-L4)に硬膜外SCSリードを植え込み、その10日後から腓腹筋への食塩水注射(5日間隔で2回)により非炎症性の慢性筋肉痛を誘発させ、それらラットに種々のプロトコルでSCSを与えた。その結果、周波数が高い(60および100Hz)方が、足および筋肉への機械刺激に対する知覚過敏は有意に低下した;60Hzで身体活動レベルの回復がみられたが、4Hzでは見られなかった、と報告している。
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