[自然に渡りをする鳥のオリエンテーションに対する磁気パルスの差別的影響] med./bio.

Differential effects of magnetic pulses on the orientation of naturally migrating birds

掲載誌: J R Soc Interface 2010; 7 (52): 1617-1625

この研究は、磁気センサを変化させる目的で強いパルス磁界を2種類のスズメ目の渡り鳥(渡り中の野生のものを捕獲)に与え、その後、0.4gの無線送信機を鳥の背に取り付け(24日間は装着が維持されることを確認済み)、その飛行を無処置の対照群の飛行方向と比較した。コイルの中で一定の向きに鳥を固定してパルス磁界を与えた。コイルの向き(すなわち鳥の向き)は、地磁気に垂直、S極方向、N極方向の3通りとし、鳥のくちばしの中にあるとされる磁気センサへの影響の条件を変えた。その結果、オリエンテーションがパルス磁界の向きによって異なった、と報告している。

ばく露