この研究は、SAR 4.0 W/kgの無線周波電磁界(835 MHz)のばく露を3ヶ月間与え、マウス脳幹の聴覚が関連する部位のグリシン受容体(GlyR)の免疫活性の変化を調べた。ICR雄マウス20匹を10匹ずつのばく露群と擬似ばく露群に分け、ホーンアンテナを用いてばく露(擬似ばく露)を1日8時間与えた。その結果、擬似ばく露群に比べ、ばく露群では、脳幹の聴覚関連部位のニューロピルおよび細分類の異なるいくつかの細胞群の免疫染色強度が有意に低下した;免疫完成を示すGlyR細胞の数が、脳幹の聴覚関連の種々の部位で低下した、などの所見を報告している。
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