[尿失禁の治療を目的とした在宅ベースおよび外来ベースの経膣的電気刺激療法の比較] med. app.

Comparison of home-based and outpatient clinic-based intravaginal electrical stimulation for the treatment of urinary incontinence

掲載誌: Minerva Ginecol 2014; 66 (4): 347-353

この研究は、尿失禁症の女性患者に、在宅ベース(n=22)および外来ベース(n=24)での経膣的電気刺激(ES)を実施させて、治療効果を比較した。ES療法(1回20分間、週3回、6-8週間)の前と後に、膀胱日誌、1時間パッドテスト、King's健康質問票(KHQ)を実施した。ESには、300 μsまたは1 msのパルス幅の10-50 Hzの方形波パルスを用い、最大出力電流は5-10 Hzで24-60 mAであった。その結果、両群ともパッドテスト、膀胱日誌、骨盤底筋の強度パラメータが治療後に有意に改善され、両群に有意差はなかった;完治、著効、有効の割合は、在宅群では31.8、27.3、31.8%、外来群では37.5、25、25%であった;両群とも同様にKHQの結果からQOLの改善がみられた、と報告している。

ばく露