[ラット骨髄幹細胞の始原生殖細胞への分化速度の変化に対する4 mT静磁界影響のインビトロ研究] med./bio.

An in vitro study of the impact of 4 mT static magnetic field to modify the differentiation rate of rat bone marrow stem cells into primordial germ cells

掲載誌: Differentiation 2014; 87 (5): 230-237

この研究は、インビトロラット骨髄幹細胞が始原生殖細胞分化する期間に、静磁界SMF:4mT)および骨形成因子BMP4(25ng/ml)により分化能および遺伝子発現パターンに変化が見られるか否かを調べた。その結果、SMFへのばく露時間(24、48時間)およびBMP4の処置時間(48、96時間)が増すにつれて、多能性遺伝子(Oct-4、Nanog、C-Myc)とOct4タンパク質発現低下、始原生殖細胞特異的遺伝子(Fragilis、Mvh、Stella)とMvhタンパク質発現増加がみられた、などの所見を報告している。

ばく露