[ショウジョウバエ幼虫のけいれん反応へのクリプトクロム依存性の磁界影響] med./bio.

Cryptochrome-dependent magnetic field effect on seizure response in Drosophila larvae

掲載誌: Sci Rep 2014; 4: 5799

この研究は、ショウジョウバエ幼虫けいれん反応の持続時間を指標に静磁界ばく露の影響を調べた。けいれん反応とは、幼虫背面のCNS部位への直流刺激に反応したけいれんである。神経活動の操作でけいれんの発生や回復時間が変化することを調べ、著者らが確立したアッセイであるという。暗条件を対照に、暗+静磁界MF:100mT)、青色光パルス(BL)、橙色光パルス(OL)、BL+MF、さらには抗てんかん薬の有無、幼虫の変異種(クリプトクロム関連遺伝子発現の有無)などの種々の条件下でけいれん反応を測定した。その結果、静磁界けいれん反応に有意に影響した;その影響は、クリプトクロムの存在および光の波長に依存しており、また抗てんかん薬の事前摂取により阻止された、と報告している。

ばく露

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