[欧州諸都市における日常環境での無線周波電磁界(RF-EMF)ばく露の経時的トレンド] tech./dosim.

Temporal trends of radio-frequency electromagnetic field (RF-EMF) exposure in everyday environments across European cities.

掲載誌: Environ Res 2014; 134: 134-142

この研究は、バーゼル(スイス)、ゲントおよびブリュッセル(ベルギー)において、1年間(2011年4月から2012年3月)、様々な微小環境中のRF電磁界ばく露レベルを測定した。ポータブル型ばく露計により、FM帯からWLANまでの11種の周波数バンドで測定した。微小環境は、屋外(住宅地、ダウンタウン、郊外)、公共交通(列車、バス、トラム、地下鉄)、屋内(空港、鉄道の駅、ショッピングセンター)である。測定日、場所毎に10-50分間(4秒毎)の測定を行った。その結果、ばく露レベルが最大であったのは公共交通(全てを統合)で、その算術平均は0.84V/m(ブリュッセル)、0.72V/m(ゲント)、0.59V/m(バーゼル)であった;屋外を統合した平均は、0.41V/m(ブリュッセル)、0.31V/m(ゲント)、0.26V/m(バーゼル)であった;ばく露限度値を大きく下回っているものの、屋外を統合したばく露レベルは1年間で上昇している(57.1%:バーゼル、20.1%:ゲント、38.2%:ブリュッセル)、と報告している。

ばく露