[様々な小規模フェージング分布を持つ広帯域無線周波電磁界へのげっ歯類ばく露用の反響チャンバ] tech./dosim.

A reverberation chamber for rodents' exposure to wideband radiofrequency electromagnetic fields with different small-scale fading distributions

掲載誌: Electromagn Biol Med 2016; 35 (1): 30-39

In vivo exposure; reverberation chamber; small-scale fading; specific absorption rate
この研究は、様々な小規模フェージング特性をもつ広帯域無線周波電磁界にげっ歯類をインビボばく露させる反響チャンバ(RC)を開発した。0.85GHzから2.60GHzまでのばく露実験が可能で、直接波(見通し伝搬路)およびマルチパスなどの非直接波(見通し外伝搬路)も設定できると述べている。このRCで検証した結果、フェージング分布によりラットのSARは変化しなかった;RCの構造を調整することにより、現実的なマルチ反射EMF環境を再現した実験が可能であるかも知れないと報告している。

ばく露